CD 輸入盤

交響曲第2番 バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン

エルガー(1857-1934)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4786677
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


エルガー:交響曲第2番
バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン


若い頃にイギリスを拠点に生活していたバレンボイムは、バルビローリとの関わりもあってか、エルガーの作品には特別な親しみを感じていたようで、実演だけでなくレコーディングにも早くから取り組み、交響曲や管弦楽曲、協奏曲で成果を上げてもいました。
 今回、近年では珍しいセッション・レコーディングという形で取り組む壮大な交響曲第2番は、1972年にロンドン・フィルとSONYに録音していたので、41年ぶりの再録音ということになります。
 各楽章の演奏時間を見る限りでは大きな違いはありませんが、41年という長い年月がバレンボイムの作品解釈にどのような変化をもたらしたか、あるいはロンドン・フィルとシュターツカペレ・ベルリンの違いや、SONYとDGの録音の個性の違いといった要素がどのような変化をもたらしているかなど注目ポイントも多そうです。
 2012年にリリースされたエルガーのチェロ協奏曲(とカーターのチェロ協奏曲)がライヴ録音ながら音もなかなか良く、仕上がりも素晴らしいものだっただけに、今回の録音も期待されるところです。なお、交響曲第1番については来年録音予定ということです。(HMV)

【新旧演奏時間】
2013 18:28 + 14:01 + 8:01 + 15:32 = 56:02
1972 18:51 + 14:19 + 8:01 + 15:19 = 56:30

【収録情報】
・エルガー:交響曲第2番変ホ長調 op.63

 シュターツカペレ・ベルリン
 ダニエル・バレンボイム(指揮)

 録音時期:2013年10月28日
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

  • 01. Elgar: Symphony No.2, Op.63: I. Allegro vivace e nobilmente [18:28]
  • 02. II. Larghetto [14:01]
  • 03. III. Rondo. Presto [8:01]
  • 04. IV. Moderato e maestoso [15:32]

ユーザーレビュー

総合評価

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このディスクの発売を知ったときはちょっと...

投稿日:2014/06/02 (月)

このディスクの発売を知ったときはちょっと仰け反ったが、迷わず即買いしてしまった。結果、当りだった。思い起こせばバレンボイム氏も数少ない現役エルガリアンのお一人だったなぁと何故か感慨深い気持ちになった。もともと複雑極まりないこの難曲は、第1番と同様その演奏にほとほと苦労するらしいが、ここでは見事に、しかもたいへんわかり易く、立派な成功を収めている。同曲には往年のバルビローリやボールトといった超名演として名高い人類の至宝が存在するが、バレンボイムのそれは当然ながら愛国心とは別の純音楽的な解釈として、注目に値するディスクである。こういうエルガーがあったってまったく不思議じゃないし、もっともっと演奏されて然るべき音楽だ。録音のクオリティも最上で、まるでスコアの音符たちが手に取るように聴こえるし、だからといって神経質になり過ぎているわけでも決してない。木も見てるし、森も見てる。特筆すべきはその合奏能力の高さで、このエドワード王朝の黄昏をここまで気高く悠々と謳うベルリンのシュターツカペレの技術の高さには、今さらながら恐れ入ってしまった。脱帽。

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人物・団体紹介

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エルガー(1857-1934)

近代イギリスを代表する作曲家、サー・エドワード・ウィリアム・エルガーは、1857年6月2日、イギリス中西部ウスター近郊のブロードヒースで生まれました。経済的に恵まれなかったため正規の音楽教育を受けることができず、ほとんど独学で勉強したそうですが、ピアノ調律師で楽器商を営んでいた父親のウィリアムは、生業のかたわら聖ジョージ・ローマ・カトリック教会のオルガニストを務めていたそうですから、やはりその血の

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